交通事故による受傷後の通院期間に空白があると、事故と後遺障害の因果関係が否定される傾向にあります。そこで、自賠責に対する被害者請求の際に、事故直後にしばらく通院できなかった具体的事情を説明して、14級9号が認定されました。後遺障害等級が認定された結果、保険会社との示談交渉では、後遺障害部分(逸失利益と後遺障害慰謝料)だけでも裁判基準で約175万円を獲得できました。