40代女性
事故態様:丁字路右折中に直進車両と衝突(物損)
渋滞中の信号機のない丁字路交差点を右折しようと交差点へ進入して、安全確認のため交差点内で停止中に直進車両がクリープ現象で進行してきて衝突した案件です。
目撃情報もなく、物損事故のため刑事記録もなく、有力な証拠がない中で提訴となりました。
一般的には、丁字路右折した当方の過失が大きい傾向にありますが、本件は、①渋滞で交差点内が空いていたこと②交差点内で右折の機会を待って停止中に③相手車両がクリープ現象で進んできたという立証がポイントでした。そこで、傷の状態から当方停止中だったことや尋問等で相手がなぜクリープ現象で進んでしまったのかを丁寧に聞いたところ、裁判所も当方の言い分に納得してくれ、当方過失が大幅減少され、ほぼ満額回答で解決しました。