https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000291397.html

まだ、閣議決定の段階ですが、性犯罪について、一歩前進だと思います。

昔は、「強姦罪」と呼ばれたものが「強制性交罪」と名称は変わっていましたが、暴行・脅迫という男性側の行為があることが前提で、女性が特に抵抗を示さなかった場合、そえは、暴行や脅迫は無かったものとして処罰できませんでした。

「こんな状況で…」「こんなおっさんと…」そういう行為を自らの意思でする訳がないだろうと誰もが思う案件でも、処罰の対象にするのは難しかったのです。

今回の改正案では、「抗拒不能である状況に乗じて」も処罰の対象にするかが大きなポイントです。薬を飲ませたり、酒を飲ませたりしたのではなく、自分でお酒を呑んで、へべれけになっている女性の無抵抗状態での性行為。そんな女性がしらふでは絶対OKを出さない相手にOKを出した場合、処罰対象になるのか?まだまだ、微妙な問題が残っていますが、大きな前進であることは間違いないでしょう。