30代男性
事故態様:路外施設へ進出中、対向直線進行してきた車両と衝突
受傷部位:脾臓損傷等
獲得等級:併合13級

被害者は、路外へ右折しようとしたところ、対向車線を直進してきた車両に接触し受傷。その後、内蔵等を損傷したため、入院手術となりました。
内臓のほか、手も骨折していたため、被害者請求をして13級11号と14級9号の併合13級と認定されました。
本件の大きな争点は労働能力喪失率でした。今回被害者が受傷した脾臓は、これが損傷しても直ちに身体に影響はないと言われているため、極論、脾臓がなくなっても仕事への支障はないこととなり、保険会社はこの点を強く主張してきました。
そこで、脾臓の一般的な働き(免疫の低下等)と被害者の自覚症状の関連性を立証し、最終的には妥当な金額で和解することができました。