20代男性 会社員
事故態様:バイクVS車(交差点、車の一時停止違反)


医師の診断では、胸椎圧迫骨折とうことで、医師の言われるままに通院をしていた真面目な青年の案件。
保険会社が行った事前認定では、非該当ということで、その後の対応の仕方が分からないとの事で、当事務所に来訪。
画像を確認すると「胸椎圧迫骨折」と評価に値しないものであった。
聞けば、そんなに痛み無いのに、初診で、体中包帯でグルグル巻きにされて、「自分は、凄い怪我をしたんだ」と思い、医師の言うとおりに通院してきたとのこと。
どうみても医師の過剰治療であることを伝えると、本人安心したようであった。
示談では、医師の過剰治療のおかげ(?)で重傷案件に近い損害額の認定となった。しかし、実に複雑な気分である。若年者は医師の話を鵜呑みにしがちである。早期の当職への相談を是非お勧めする次第である。