北陸のお城巡り 七尾城(2020.11.30)

秋の連休を利用して、北陸のお城巡りしてきました。
一乗谷城、越前大野城、福井城、丸岡城、金沢城、七尾城、富山城、高岡城。
歴史を巡る旅はおもしろい。秋の紅葉の中、古(いにしえ)に思いを馳せます。
特に、七尾城は特別の思いがあった。七尾は、私のお師匠の出身地。是非とも七尾城に行ってみたかった。
七尾城は、立派な山城で、上杉謙信よくこんな山城を攻め滅ぼしたものである。城から見える七尾湾。

師匠はよく言っていた話を思い出した。
「子供の頃、港の浮かぶソ連の戦艦の上で、女性兵士が卓球をしているのが見え、それに大変驚いた。女性が戦艦に乗っている。新しい時代の到来を感じた。」
師匠は、人権をライフワークとしておられるが、その出発点が卓球をする女性兵士の光景とのことでした。

北陸の秋はいいですね。
紅葉絨毯と透き通る紅葉
 

森唯斗選手(ソフトバンク)のナックルカーブ

このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。
さて今回は・・・。

森唯斗選手(ソフトバンク)のナックルカーブ

日本シリーズ第3戦 ノーヒットノーランを逃した時投げた森選手のナックルカーブ、エグい曲がり方していましたね。それを打った丸選手も大したものです。
私は、無回転の「ナックル」と回転球の「カーブ」がどうして結びつくのか不思議でした。どうも、通常のカーブの握りから、人さし指の指先(もしくは爪)をボールの縫い目にかけ、カーブのような投げ方をするようです。握りが、ナックルとカーブの両面を持っていることからナックルカーブという名前が付いている様です。ナックルは無回転の揺れるボールですから、実質は、カーブということでしょう。縫い目に人差し指をかけることで、ボールに指が引っかかり、カーブの抜く感覚よりも、強い力が加わり、カーブよりスピードが出て、曲がりも大きい様です。カーブの投げ方を安藤コーチに聞いた事があります。「空手チョップ」と言う表現をしていました。確かに空手チョップは、少し指を曲げて、振り下ろします。その感覚で、親指と人差し指の間をボールが抜けて行くのでしょう。
 カーブとの大きな違いはスピードだ。「ナックルカーブの方がスピードがある。普通のカーブであれば100から120キロぐらい。ナックルカーブの場合は120キロ台後半から130キロ台を投げる投手もいる。“抜く”カーブではなくて、しっかりと(指や爪にボールの縫い目を)ひっかけて投げる形なのでスピードが出る」との事。カーブのように緩急を使ってタイミングをずらすのではなく、スピードを保ったまま鋭く曲がることで空振りを奪いやすいそうです。それ故、決め球としても用いられるナックルカーブだが、その一方で制球するのが難しいと言われます。カーブは、人差し指と中指の二本の指で支え、力を伝えます支えていますが、ナックルカーブは、事実上、一本の指です。ちょっとした重心の違いで、球筋は変わりますから、動かす腕の中で、安定性を保つのは確かに難しいでしょう。元阪神の関本さんは、二軍時代に新人だった森選手のナックルカーブを体験しているとの事。「すごい球投げる選手だな。先行き恐ろしい」と思ったそうです。

2020 日本シリーズ(2020.11.26)

このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。
さて今回は・・・。

2020 日本シリーズ

見事にあっという間に日本シリーズ終わりました。5戦以降のチケット購入していた方残念でした。ホークス圧倒的な強さです。ジャイアンツは、ジャイアンツvsタイガース線でのタイガースの様でした。
ジャイアンツでさえ、こんな状況ですから、タイガースはソフトバンクと戦っていたらどうなっていたのでしょう。
ソフトバンク、3軍制での育成、外国人獲得全てが一枚上です。
来年の日本シリーズもあまり期待できそうにないですね。

事件屋ウィルス感染

以前、ぼやきコーナーで紹介したように、弁護士が、事件の斡旋を受けて、対価を払うことは、弁護士法上禁止されており、刑事罰にもなりえる話です。
「事件紹介するから、マージン頂戴」というのは、昔からいて「事件屋」と呼ばれています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/720b71d696a7b280755dac6ff6ed6d82123d76fb

事件屋は、言葉巧みに近寄ってきます。若手弁護士や、病気等で自分では事件集めることできなくなった爺さん弁護士が狙われます。今回の弁護士は、特例弁護士です。法律の学者が一定の要件を満たせば、司法試験や司法研修を経ずに弁護士資格が与えられる制度を利用して弁護士資格を取得されています。司法改革の中、この制度は、平成16年くらいに廃止になりました(その時、駆け込みで、学者さんが弁護士資格申請をした)。
純粋な学者の世界で生きてきた者は、完全に悪(ウィルス)に対する免役不足です。過去、特例弁護士の方で、事件屋ウィルスに感染して、懲戒になった方は、けっこうおられます。
今回の事件屋とは刑事弁護で顔見知りになった様です。今回の案件は、どういう案件か分かりません。不正が無いかもしれませんので、いい加減な事は言えません。あくまで、一般的なお話で説明すると、事件屋は、甘いお土産(事件)で、誘い、最初は少しずつ、段々頻度が増し、最後はどっぷり、事件屋の手先に成り果てるというのがパターンです。高利貸しは、多重債務者情報豊富ですので、事件紹介は容易です。多額の借金をさせて、自身の債務弁済に充て、その後、破産を勧め、破産費用弁護士高い目に取って、事件屋にマージンを払うというものです。
マージンは、広告料という形(東京ミネルヴァ事件もこの構造)にして経費で落とす構造が多いでしょう。
 実は、事件屋間にも競争、あるいは、バックの組織の「しのぎ」をめぐる縄張り争いがあって、対立組織が、警察にリークして、警察を使って、対立事件屋を排除したりすることもあります。また、言うことを聞かなくなった手先弁護士に制裁を加えるべく、見せしめとして、リークすることもあります。
 いずれにしろ、「事件屋」は、弁護士にとって危険な存在です。
 弁護士過剰時代、食えない弁護士が増えています。「事件屋」に感染する弁護士は、今後ドンドン増えていくことが予想されます。怖い世の中です。

弁護士の鬱病

「弁護士の鬱病」

毎月、弁護士会の会報には、事件放置で懲戒処分の告知が掲載されています。
私も何人かの知り合いの方が、事件放置により処分を受けています。事件を受けて放置するということは、普通ありません。殆どの場合、鬱病を発している状況であると私は推測します。あんなにパワフルで面倒見のいい人と思っていた人がある日ぱったり何もできなくなるのです。電気も付けずに一日部屋に閉じこもっていたりします。私たちは、この状況を「壊れた」と表現しています。弁護士業界この「壊れた状況の発症率とても高いのです。その原因について、私は、オーバーワークと考えています。基本的に揉め事ですので、そんな簡単には物事進みません。仕事の上に、新しい仕事が積み上がってくると余計に効率が悪くなり、解決に至りません。プレッシャーに心が折れてしまうのです。
このような状態になると、複数でしている弁護士事務所は周りの者がそれに気付いてバックアップやケアをしてくれたりします。それが一人で経営している事務所となると誰もケアしてもらえず、トラブルがドンドン増え、余計に心が壊れた状況になります。そうなると目先の費用払うため依頼者の預かり金に手を出す人も現れます。
 横領が発覚し、退会処分、場合によれば、刑務所行きとなります。
 予備軍結構いると思います。裁判所期日のすっぽかし、書面が内容の無いペラペラ書面しかでない場合、要注意です。本日、受けた案件でも、相手弁護士の状況(レスポンスが無く、全く前に進まないとの相談)からして、その臭いプンプンします。
 一応弁護士会には、心のケアをする医療体制を取っているのですが、そんな人は当然利用しません。
 企業に所属していると周りには常に人がいます。弁護士業は、ある意味、孤独なビジネスなのです。一人でドンドン闇の深みに入っていってしまいます。
 誰にでも起こりうる問題でもあり、困った問題です。

お・ま・え・は・あ・ほ・か~(2020/11/18)

先日、事務員さんとの会話の中で(どういう脈絡かは忘れた)、私がのこぎりを弾く格好をして、「お・ま・え・は・あ・ほ・かー」と言うと、30代の事務員さん「なんですか?それ?」との冷たい反応。ええっ知らないの!?40代の事務員さんに聞くと「私は分かりますとのこと」
そうです。横山ホットブラザーズののこぎり芸です。
知らない方はこちらを見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=0AnqUsl9Qy0
楽器を使いこなす芸と話術の見事なマッチング。今お茶の間で見るコントとは違い、テンポよく、素晴らしい芸が繰り広げられます。今は、こんな芸人いませんね。
調べてみると横山ホットブラザーズの皆さま皆、80代、お元気にされているのでしょうか。ぜひ、若手にのこぎり芸を伝承していただきたいと思います。

GOTOイート、もう終わりですか?

世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」
えっ!!人生幸朗(じんせい こうろ)さんをご存じない…。昭和漫才の大御所です。是非、YouTubeで検索ください。知らなきゃ損。
さて、本日は…

GOTOイート、もう終わりですか?

GOTOイート事業先月始まりました。コロナの自粛で飲食業の方々、辛く大変な思いをされていました。飲食業者を応援するべく始まったこの事業ですが、いろいろ不正が話題になりました。TV鳥貴族で予約して焼き鳥1本だけ注文すれば、僅か298円使うだけで、次回使える1000円が得られ、それを繰り返すと、ほとんど消費していないのに、どんどんポイントだけが溜まっていくという裏技ができたりしました。これを受けて、利用制限を設けた矢先、予算使い果たしそうなので間もなく終了との報道があった。なんじゃそれ?私は、食べログや一休なんて普段使いません。評価は、全く信用していませんから。不正がはびこりすぎている。コンサル業者が事業として評価上げていますから。
 ですから、また今度挑戦と思っているうちに今日が来ました。なんか損した気分です。慌てて忘年会の予約入れました。しかし、いざ利用しようとすると対象のレストラン極めて少ない。
 当事務所は、今は主婦層ばかりですので、昼間に毎年忘年会します(忘年会している間にも給料がついて個人会費ゼロの忘年会。いい仕事場でしょう)。スタッフが納得いただける昼間GOTO対象のレストランほとんどありません。舌の肥えた女性スタッフの一年の労をねぎらう場です。焼き鳥とビールというわけにはいきません。加齢臭漂う私の箸が侵入してくる鍋料理などもっての他です。意地になって探し、なんとか予約を済ませました。しかし、考えてみれば、昼間ですので結局、一人500円のポイントが付くだけです。事務員さんにこれを報告したときのブーイングが聞こえてきそうです。「私たちでお店選びます!キャンセルしてください。そのポイント結局、先生の飲み代に消えるだけでしょ!」うーん、考えてみればそのとおりである。
 そこで私は声を大にしてぼやきます。
 「馬鹿者!GOTOイートで騒いだ割に中身ないな。多くの店がGOTOイート対象店にしていないということは、お店にメリットがないからでしょう。防疫審査やソフトに手間かるのと違いますか。やっとのことで、GOTO対象店となったと思ったら、もう終わりですか?準備をずっと前からしていた大手だけうまい汁を吸ったのではないかな。でも、予約をずっとPCで確認していないといけないので、手間もかかったことでしょう。いったい誰がこんなこと考えたんや!責任者出てこい!

上本選手阪神退団(2020.11.11)

このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。
さて今回は・・・。

上本選手阪神退団

上本選手、タイガースを離れる事になりました。
小柄ながらパンチ力があり、ずば抜けた身体能力を有していました。広陵高校、早稲田大学でキャプテンを務め、チームメイトからも信頼される選手です。
上本選手とお会いした事があります。ヒーローインタビューと同様、朴訥な話し方で、とても、純朴な感じでした。
「毎日の試合とても、緊張して、出てるんです」とおっしゃってました。横で関本さんが、「へーそうなの?俺全然緊張しないわ」と言っていました。
FAの権利が発生する2018年のシーズンは勿体なかった。5月上旬3試合連続猛打賞で打率4割超えしている中の5月5日、右膝前十字靱帯断裂となり、そのシーズンの出場はありませんでした。その間に、2塁手の地位を若手に奪われ、出場機会を減らすことになりました。
 今回、上本選手引退では無く、他のチームへの移籍を希望されました。ご自身が自分の体の事を一番分かっています。衰えを全く感じないご自身があると思うのです。
是非、来季も上本選手がどこかの球団でプレーしている姿を是非見たいと思います。

アメリカ大統領選挙(2020.11.10)

アメリカ大統領選挙、バイデン氏の当選の結果に終わりそうな雰囲気です。
これに対して、トランプ大統領、法廷闘争も考えているとの事。日本人的には、「見苦しい」との印象を受けます。
しかし、トランプ陣営側の話を聞いてみると、確かに、郵便投票制度問題いろいろ問題がありそうです。州によって異なる制度になっているようですが、本人確認が十分担保されていない州も多く、死者からの投票や他州に引っ越し済みの人からも投票があるようです。
大差での勝敗ならば、多少の不手際問題とならないでしょうが、僅差ならかなり揉めると思います。総得票数では、バイデン氏よりトランプの方が得票数多いのですから。